イギリスの博物館事情

ユニークな展示が魅力のミュージアム!

留学・ワーホリ(YMS)で知っておきたい学びと楽しみ方!

イギリスは、歴史・文化・学術の分野で世界的に高い評価を受けており、各地に数多くの博物館が存在し、日本では見ることのできない歴史的な芸術品、価値の高い資料など、時代を象徴する財宝や埋蔵物を堪能することができます。特にロンドンを中心とした国立博物館の多くは入場無料で公開されており、留学やワーキングホリデー(YMS)で滞在する方にとって、観光と学びを同時に楽しめる定番スポットとなっています。どの文化にも、最も輝いていた時代があり、その時代の作品は魅力的な物が多く、ロンドンにある作品は文句なく素晴らしいです。
語学学校の授業やアルバイトの合間に気軽に立ち寄れる博物館は、イギリス生活をより深く理解するための入り口であり、単なる観光地以上の価値を持っています。
博物館では、イギリス国内の歴史だけでなく、世界各国の文化や科学、芸術、産業の発展について体系的に学ぶことができます。展示は英語で構成されているため、自然と専門的な語彙や表現に触れることができ、机上の勉強とは異なる形で英語力を伸ばせる点も、留学ワーホリ(YMS)滞在者にとって大きな魅力です。
ロンドンは博物館の宝庫のような街で、ロンドンにある博物館めぐりは、イギリス留学の楽しみのひとつにプラスしよう。

留学・ワーホリ(YMS)ならではの博物館の楽しみ方
イギリスの博物館は、留学生やワーホリ(YMS)滞在者にとって「英語を学ぶ場所」としても非常に優れています。展示解説を読むことでリーディング力が鍛えられ、音声ガイドや映像展示を利用すればリスニングの練習にもなります。日常会話ではあまり使わないアカデミックな英語表現に触れられるのも、博物館ならではの特徴です。
また、多くの博物館では、学生向けイベント、トークセッション、無料レクチャー、ワークショップなどが開催されています。こうしたイベントに参加することで、現地の学生や研究者、他国からの留学生と交流する機会が生まれ、英語を「使う場」としての価値も高まります。特にワーホリ(YMS)で滞在している方にとっては、仕事以外で現地の人と自然につながれる貴重な場となります。
さらに、博物館は一人でも楽しめるため、英語にまだ自信がない渡英初期の段階でも安心して訪れることができます。何度も通うことで展示内容の理解が深まり、英語の読解スピードや語彙力の向上を実感できるでしょう。博物館は、曜日によっては遅くまで開館している所があるので、出かける前にチェックしてください。

博物館を訪れる際の注意点
イギリスの博物館を訪れる際には、いくつか注意しておきたいポイントがあります。まず、多くの博物館は入場無料ですが、特別展は有料の場合が多く、事前予約が必要なケースもあります。人気の展示は週末や祝日に混雑しやすいため、公式サイトで最新情報を確認することが大切です。
館内では写真撮影が許可されている場所も多いものの、フラッシュ撮影は禁止されていることが一般的です。また、展示物によっては撮影自体が制限されている場合もあるため、案内表示やスタッフの指示に従いましょう。
服装については特別なドレスコードはありませんが、館内は広く、長時間歩くことになるため、歩きやすい靴がおすすめです。荷物検査が行われる博物館もあるため、大きなバッグを持っている場合は入館に時間がかかることがあります。

イギリスの博物館は留学・ワーホリ(YMS)の最高の学び場
イギリスの博物館は、観光地であると同時に、留学・ワーキングホリデー(YMS)生活を豊かにする「学びの拠点」です。教科書や授業だけでは得られない、実物を通した学習体験は、知識の定着度を高め、イギリスという国への理解を深めてくれます。
また、博物館を定期的に訪れることで、英語学習が「勉強」ではなく「体験」へと変わります。無料で何度でも足を運べる環境は、留学・YMS滞在者にとって非常に恵まれたものです。観光として一度訪れるだけで終わらせるのではなく、生活の一部として博物館を取り入れることで、イギリス滞在の価値は大きく広がります。
留学・ワーホリ(YMS)でイギリスに滞在するなら、ぜひ博物館を積極的に活用し、学びと観光の両方を楽しんでください。それは、語学力だけでなく、国際的な視野や知的好奇心を育てる、かけがえのない経験となるはずです。
実際に留学・ワーキングホリデー(YMS)で滞在した方の中には、博物館や美術館を日常的に訪れ、英語学習や現地理解に役立てている人も多くいます。留学・ワーホリ体験談(現地生活・学び・休日の過ごし方) もあわせて読むことで、イギリス滞在の具体的なイメージがしやすくなるでしょう。

地方都市の博物館も見逃せない
ロンドン以外の都市にも魅力的な博物館が多数あります。
・エディンバラ国立博物館:スコットランド文化と科学を融合
・マンチェスター博物館:考古学・自然史が充実
・リバプール博物館群:港町の歴史と産業を学べる
地方都市に滞在する留学生・ワーホリ(YMS)の方も、身近な博物館を訪れることで、地域理解が深まり生活がより充実します。

イギリス滞在中は、博物館だけでなく美術館もあわせて訪れることで、歴史や文化への理解がより深まります。
イギリスの美術館事情(ロンドンを中心に無料で楽しめる美術館ガイド) も参考にしながら、留学・ワーホリ(YMS)ならではの文化体験を広げてみてください。

イギリス留学・ワーホリ(YMS)では、学びや観光も大きな魅力ですが、滞在準備や生活面の疑問も事前に解消しておくことが大切です。基本情報をまとめて知りたい方は、イギリス留学・ワーホリ(YMS)に関するFAQ(よくある質問)をご覧ください。

ロンドンの主な博物館

大英博物館(British Museum):ロンドン

最寄り駅:ホルボーン(Holborn)、トッテナムコートロード(Tottenham Court Road)、ラッセルスクエア(Russell Square)、グッチストリート(Goodge Street)大英帝国の象徴ともいえる世界最古の国立博物館で、規模も内容も世界最大級です。250年以上の歴史を通して収集された展示品は、古代ギリシャの大理石彫刻「エルギンマーブル」、古代エジプトのファラオ王の石像やミイラ、エジプト最古の文字ヒエログリフが刻まれたロゼッタストーン、古代ローマ帝国の銀器「ミルデンホールの宝物」、古代インドの仏像美術などがあります。その中でもエジプトやメソポタミア、ギリシャなど古代文明に関するコレクションは、世界でも類を見ない素晴らしさです。大英博物館(British Museum)には、初期エジプト、エジプトとアフリカ、エジプト彫刻、エジプトの埋葬についての考古学、青銅器時代初期以降のギリシャや青銅器時代以降のイタリアやローマ帝国全域の遺品、ローマ征服時代のイギリス、中世から現代までのヨーロッパ、ユダヤ教文化の美術、イスラム陶器のコレクション、アフリカの文化を表す工芸品、メソポタミアの副葬品や壁画など紹介できないほど展示されています。世界最大規模の博物館である大英博物館(British Museum)は、1日ですべてを見ることはできなく、5日以上は必要です。その時間がない人は、自分が興味あるものを事前にピックアップして、じっくり時間をかけて見るようにしてください。とにかく、入場料が無料なので(有料の所もあります)、時間さえあれば何回も通えばよいので焦る必要はありません。
自然史博物館(Natural History Museum):ロンドン

最寄り駅:サウスケンジントン(South Kensington)1881年に大英博物館の分館として独立し、自然界に関する多くの展示をしている博物館が自然史博物館(Natural History Museum)です。世界中から収集された展示数は4億点以上とも言われていて、世界最大級の博物館のひとつで現在も数十万点もの新種が追加されています。ロンドンの美しい建物としても知られている自然史博物館(Natural History Museum)は、アースギャラリーとライフギャラリーに分かれていて、老若男女を問わず人気があります。アースギャラリーは、幻想的な空間で地球という惑星をドラマチックに紹介しているエリアで、地質に関する展示物や地震を体験するコーナー、宝石の原石などが楽しめます。ライフギャラリーは、地球上の動植物の生命活動にスポットを当てたエリアで、恐竜の骨格や動物の標本が展示されています。人気ある恐竜ギャラリーでは、ディプロドクスやディノザウルスが出迎えてくれ、地球を支配した恐竜の繁栄と危機を知ることができます。貴重な宝石の原石などが美しくライトアップされて展示されているアースギャラリーは魅力的ですが、やはり自然史博物館(Natural History Museum)のメインは恐竜の化石も見れてリアルに感じることができるライフギャラリーです。

科学博物館(Science Museum):ロンドン

最寄り駅:サウスケンジントン(South Kensington)科学をテーマにした世界で最も総合的な収集を誇っている科学博物館(Science Museum)は、科学に興味ある人はもちろんのこと、そうでない人もそれなりに楽しめます。科学博物館(Science Museum)では、産業革命当時の蒸気機関車や宇宙飛行に関する展示をしていて、一部子供向け感はありますが、テクノロジーの草創期から最先端までを知ることができます。チャールズバベジの発明した計算機、ジョージスティーブンソンのロケット号、人類を初めて月に運んだ宇宙船のアポロ10号などが展示されています。2000年にオープンしたウェルカムウィングは、最新の話題を提供しているアンテナ、迫力ある映像や冒険アトラクションを楽しめるIMAXシネマ、3DディスカバリーモーションシアターのLegend of Apolloなど、体験型の展示になっています。人間のアイデンティティの変化をたどろうとする「私は誰?」のコーナーには、さまざまな工夫がされています。たくさんの乗り物が展示されているスペースは迫力ありますが、自分の意見が書き込めるコーナーや自分の未来を決めるゲームなどがある未来のフロアは、展示品を見るだけでない博物館を体験できます。

ヴィクトリア&アルバート博物館(Victoria & Albert Museum):ロンドン

最寄り駅:サウスケンジントン(South Kensington)1852年に産業製品博物館として開館し、1857年に現在の場所(サウスケンジントン)に移りサウスケンジントン博物館を改称、そして1899年に大改修をしてヴィクトリア&アルバート博物館(Victoria & Albert Museum)に改称となりました。ヴィクトリア&アルバート博物館(Victoria & Albert Museum)は、イギリス、フランス、イタリアなどの美術工芸品、絵画、版画、彫刻、壁画、室内装飾品、織物、陶磁器、服飾など世界最大級の規模で世界的に知られています。建物は重厚で装飾も施されたヴィクトリア時代のもので、展示室は150前後の部屋に分かれていて、ひとまわりすると10km以上もあります。例えば、1500年代から近代にかけてのイギリス王室コレクションを楽しめる英国コレクション、ヨーロッパの彫刻を知ることができるヨーロッパ彫刻、ガラス製の階段がきらめくガラスギャラリー、貴金属の工芸品の傑作を展示するシルバーギャラリー、17世紀から現代までのコスチュームや帽子を展示するドレスコレクション、ヨーロッパ・北アフリカ・中近東・アジアなどさまざまな様式のテキスタイルデザインを展示している織物、東アジア諸国やインド・中近東の美術品を展示しているアジア&イスラム美術などがあります。大英博物館(British Museum)ほどではありませんが、ヴィクトリア&アルバート博物館(Victoria & Albert Museum)はかなり大きいので、時間に余裕がない人は下調べをした方が良いでしょう。

ロンドン交通博物館(London Transport Museum):ロンドン

最寄り駅:コヴェントガーデン(Covent Garden)1980年に設立されたロンドン交通博物館(London Transport Museum)は、ロンドントランスポートの歴史を物語る展示になっています。鉄道・乗り物ファンは必見で、ロンドン最初の乗合馬車、路面電車、トロリーバス、列車、ダブルデッカー(2階建てバス)、ロンドンタクシーなど、数多くの車両が並んでいます。2007年にロンドン交通博物館(London Transport Museum)大改装され、交通の歴史を物語る展示が増えて、鉄道ファンでない人も楽しめる博物館になりました。展示されているものはすべて本物なので、見ているだけでわくわくですが、中には実際に乗ることができて乗り心地を実感できるものもあります。地上を走る列車から、地中を走らせることを誰が思いついたのか分かりませんが、どのようにしてトンネルを掘ったのか、どうやって電車を地中に入れたのか、世界最古のロンドン地下鉄の起源や歴史を知ることができます。ショップには展示物の模型、ロンドン地下鉄のシンボルマーク、1920年代の駅のポスター、Tシャツ、トートバッグ、マグカップ、絵はがき、小物などが販売されていて、ロンドンのひと味違ったお土産を求めている人に人気があります。

乗り物好きならずとも楽しめるアトラクションのようなロンドン交通博物館(London Transport Museum)は、本物の迫力ある展示に大人も子供も満足です。

ロンドン博物館(Museum of London):ロンドン

最寄り駅:セントポール(St.Paul’s)、バービカン(Barbican)世界最大の市立博物館として知られているロンドン博物館(Museum of London)は、旧石器時代から第2次大戦時のロンドン大空襲までの歴史をテーマとしていて、ロンドンの歴史を知ることができます。ロンドンに生きた人たちの生活に密接な展示品や資料が並んでいて、旧石器時代、ローマ時代の像、復元されたヴィクトリア朝の店舗、婦人参政権運動の展示、デパートのセルフリッジに初めて取り付けられたエレベーターなどがあります。「ロンドン大火体験」というコーナーでは、セントポール大聖堂など多くの教会を焼失した大火の恐ろしさが描かれています。ロンドンっ子の歴史が見えるロンドン博物館(Museum of London)は、ロンドンの博物館としては珍しく現代的な建物になっていて、ロンドンの歴史だけを展示している博物館です。さすがロンドン!