通学や旅行の移動手段、イギリス留学ガイド

イギリスの鉄道、地下鉄、バス、タクシーなど、交通事情を紹介。

イギリスは鉄道発祥の国!

鉄道網はかなり発達していて、ロンドンから地方都市までナショナルレール(National Rail:旧国鉄)で行くことができます。コーチ(長距離バス)は、鉄道より行き先が多く料金が安い、ただし時間がかかります(時間に余裕があれば、ゆったりと車窓からの風景を見ながら目的地へ)。

ロンドン市内は、地下鉄、鉄道、バス、タクシーなど、目的地やその時の気分で利用することができます。ロンドン市内の交通機関(地下鉄、鉄道、バスなど)の料金が割引になるオイスターカード(Oyster Card)というものがあるので、利用する方は用意した方がおトクです。


イギリス・ロンドン留学サポートオフィスでは、現地の日本人スタッフがオイスターカード(Oyster Card)の購入手続きをサポートしています。

イギリスの交通機関事情

鉄道 & 地下鉄
ロンドンを中心にイギリスの各都市(ケンブリッジ、ブライトンなど)、小さい町々まで、鉄道と各種バスサービスが充実しているので、車を所有しなくても交通の不便はありません。鉄道(国鉄)は民営化され、National RailまたはMain Railなどと呼ばれていて、約30の鉄道会社があります。イギリスとヨーロッパ大陸を結ぶユーロスター(Eurostar)により、海底トンネル利用でドーバー海峡を渡り、パリなどへ行くことができます。ヨーロッパならではの風格が漂う、華麗な流線型の高速列車です。1等車の料金には、食事とドリンクのサービスが含まれ、席まで運んでくれます。ロンドン〜パリまたはブリュッセル間を結ぶヨーロッパを代表する鉄道の1つです。

ロンドン市内を網羅する地下鉄(Underground or Tube)は、全部で12路線(約280の駅)があります。路線別に色分けされていて、ゾーン(zone)制の料金体系になっています。路線や地域で走っている間隔が違い、1時間に数本の場合もあります。

定期券を購入することはできますか?
ロンドン中心部の軸である地下鉄(Underground or Tube)には、旅行者、ワーキングホリデー、一部の学生(パートタイムなど)を対象としたトラベルカード(Travelcards)、イギリス人や学生が購入できるオイスターカード(Oyster Card)に分かれています。学生用のオイスターカード(Oyster Card)を購入するには(学生割引が適用される学生用のオイスターカード:Oyster Caedには、一定の条件があります)、インターネット上で手続きする必要があります。
オイスターカード(Oyster Card)は、日本の定期券と違ってゾーン制(エリア制)になっているので(乗車時間によっても分かれています)、使い方によっては大きなメリットがあります。

バス
イギリスでは鉄道と同じくらいに発達していて、国内の移動だけではなく、フェリーを利用してヨーロッパ大陸へ行くこともできます。コーチ(長距離バス)は予約が必要になりますが、近距離であればその必要がありません。ロンドンからのコーチ(長距離バス)は、主にヴィクトリア駅のVictoria Coach Station(ヴィクトリアのコーチステーション)からの出発になります。

イギリス各地をはじめ、ヨーロッパの各都市行きのバスが出ていて、鉄道より時間はかかりますが割安な料金設定です。
ロンドン市内で見かける2階建てのダブルデッカーは世界的に有名で、ナイトバス(深夜便)が走っています。

タクシー
ロンドンのタクシー(ブラックキャブ=London Black Cabs)は、イギリスらしい個性的な形をしていて、真っ黒(ブラック色)というイメージでしたが、最近は広告入りの派手な色のタクシーが増えてきています(走行距離と時間によって料金が上がります)。ブラックキャブ(London Black Cabs)のドライバーに目的地の住所を伝えれば、最短の距離で正確に連れて行ってくれます(チップ:料金の10%~15%を払うのがマナーです)。ブラックキャブに対抗して、ミニキャブという低料金の個人タクシーが存在します。料金割安なミニキャブは、料金メーターが付いていなく乗車地と下車地によって料金が設定されています。利用する時は予約が必要ですが(予定が決まっている時は早めに予約しておいた方がよい)、トラブルを避けるため予約前に料金を確認するようにしてください。

チェック
主要路線の列車や地下鉄では、車掌が検察にまわり、目的地までの切符を持っていないと、その場で罰金(£10=地下鉄の場合)が徴収されます。
エスカレーターは急ぐ人用に左側の通路を空けておき、通常は右側を利用します。切符の自動券売機は、つり銭切れになっている場合があるので、購入する前に注意してください。